入門線形代数
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商品カテゴリ: | 物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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セールスランク: | 61363 位
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参考価格: | ¥ 1,575 (消費税込)
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薄すぎる弊害か
4章のベクトル空間から急に不親切になる。
最初に述べられる数の集合「体」の解説と「ベクトル空間」とが全く相関がない(類推は可能だが)、を筆頭に説明不足は否めない。本を薄くするために解説を削った弊害ではないだろうか。
抽象的な線形代数にお悩みの方に
線形代数は、行列、ベクトルの延長線上にあたりますが、いざ大学の講義を聞いても、
話が抽象的過ぎて、私はほとんど面白みを感じませんでした。
たいていの学生に必要なのは、線形代数のごく一部の知識(行列式、逆行列、固有値など)であり、
その他の知識は「必要になったら参考書を参照する」程度の知識で、足りると思います。
(数学科など線形代数を極めなければいけない人は除きますが)
本書は、この点に関して非常に優秀な参考書といえます。
行列式や固有値、対角化など、どの分野に進むにしても必要な知識を、確実に習得してもらう…そのために作られた本です。
構成は、必要最低限の知識をまず導入し、各セクションごとに演習問題をはさんでいます。
この演習問題の選択はすばらしいです。
出来るだけ抽象的な問題は避け、2次や3次の実際の行列で計算させるものが多いかたわら
さりげなくトレースや二次形式など、理論で割愛したところを問題で登場させます。
ですがそれも本当に必要な性質のみを問題にしているのです。
実際「なんだこれは…」と思いながら計算していると印象深く覚えているもので、
私も以前、二次形式について確認したくなったときは、線形代数に詳しい「教科書」ではなくこの「実用書」の方を開いていました。
この薄さの中に「実用的な内容を全部つめこんだ」本当に役に立つ入門書です。
教科書がつまらないと思ったらぜひ一読してください(カラーなので読みやすいですよ)
定理→例題→練習問題
薄くてコンパクトです。内容も易しく、高校生でも理解できるレベルです。従って線形代数が苦手な方やこれから入門する方向けの書物です。 また、定理→例題→練習問題の形式で書かれているので自習用として も使いやすいです。
ものは使いよう
線形代数を使うだけならばこの本にある程度の知識で十分である.この本は演習書にもなるし教科書にもなるので使い勝手がいい.コンパクトで大変よろしい.物理学科の方で線形代数をさらっとマスターしたい方に推薦できる本である.決して馬鹿にできない.物理で必要な線形代数の知識は固有値問題くらいであり量子力学ではブラ・ケット記法の方が頻繁に用いるので量子力学の教科書の中で出てきたらその記法を学べばよい.とりあえず線形代数でマスターする中で必要のあり重要度の高いものは行列の固有値を求めて対角化するという作業くらいなのである.また線形代数を物理数学の立場で解説している数少ない本としては物理数学(T),(U):中山(ショウカ房)がお勧めである.これにはうれしいことにブラ・ケット記法の解説もある.また古い本だが物理数学:堀(共立出版)も線形代数を一通り学んだ方で物理学科の方には推薦できる.この教科書の姉妹書の入門微分積分もさらっと見直すにはお勧めできる.
前半と後半の乖離
前半は計算問題が中心で、さまざまな例題をわかりやすく説明していて有益である。 しかし、後半のベクトル空間以降では単なる定義と定理の羅列でとても理解できないのであくまで演習書として(理解するために用いるのではなく)用いるべきだと思う。
培風館
入門微分積分 物理学の基礎〈1〉力学 線型代数入門 (基礎数学 (1)) 物理入門コース 1 (1) 解析演習 (基礎数学)
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